お昼寝タイム、子どもたちの寝かしつけがなかなか上手くいかなーい!という先生、いらっしゃいませんか?私も保育教諭や保育士になってから寝貸しつけをしてきましたが、最初はなかなかうまくできませんでした。先輩の技を見よう見まねで真似してみたり、自分で考えてあみ出してみたりしてようやく現在先生方から「先生寝かしつけ上手だねー!!」とお褒めの言葉をいただけるようになりました(/・ω・)/わ~い
今回は寝かしつけの技を皆さんにお伝えできればと思います。
午睡の大切さと寝かしつけの技
まずは、なぜ午睡が必要なのかを振り返ってみましょう!
午睡が必要な理由
体の疲れをとるため
子どもたちの体はまだまだ未熟なので保育時間が長くなるほど昼寝をしないと体力や集中力が午前中よりも低下し、けがのリスクが上がってしまいます。
情緒の安定のため
子どもたちは毎日の経験からいろいろな成長が見られる反面、脳に疲労が溜まってしまい、睡眠時間が足りないと情緒が不安定になってしまう可能性があります。
夕方に眠くならず夜ぐっすり眠れるため
午睡をしないと夕方や夕食時に眠くなってしまい、夜寝る時間に目がパッチリと目覚めてしまい、夜寝る時間が遅くなってしまうことがあります。
一人一人の子どもたちの体調や体力などにより、必要とする午睡時間に差がありますが、午睡には上記のように大切な役割があります。
では、保育者として子どもたちが快適に入眠できるように寝かしつけの技をお伝えします!
寝かしつけの技
背中や腰をやさしく揺さぶる(別名 トントン)
『トントン』はよく言われている技ですね!しかし、トントンする箇所によって子どもたちの眠気を誘えるかどうかが変わってきます。背中、胸の上、腰、おしり、尾てい骨付近等いろいろな個所を子どもたちの様子に合わせて優しくトントンしてみましょう。
背中やお腹をさする
優しくさすってみるのも効果があります!私は自分の体を実際に触って子どもたちが心地よいと感じる場所を探ってみたところ、背骨の上からさするようにしたり、背骨をサンドするような手の形で優しくさすると眠りやすいタイプの子どもたちも何人もいます。
おでこをやさしく触る
上記の技で眠気が来ない子どもたちの時はおでこを触っています。おでこから眉間にかけて何度も優しく触ったり、逆におでこから髪に向かって手櫛をするようになでてみると心地よさを感じる子どもたちもいます。ただし経験からの注意ですが、中にはほかの人に自分の頭を触られたくない子どもたちもいるので無理時はしないでくださいね。
手や足を軽くマッサージする
冬場になると寒くて手や足が冷たくて眠りにくい子どもたちもいます。保育者が手で優しくなでたり、優しくもんだりすることで段々と温かくなっていき眠気がくる子どもたちもいます。
ちなみに眠たい子どもたちの手足は起きて過ごしているときよりもポカポカと温かくなります。
子どもの手を軽く握りながら子守唄を歌う
手をつなぐことで安心感を感じる子どもたちもいます。私は『きらきら星』を小さく鼻歌で歌いながら手をにぎにぎしていると自主的に眠りの姿勢になる子がいました。
番外編:保育者の肘や耳たぶを触りながら寝る
番外編は実際に担任になったことのある子どもたちの眠る前の様子をお伝えします。保育者の袖から手を入れて肘を手でぐりぐり触りながら眠る子どもたちや、座りながら縦抱きでトントンしている際に保育者の耳たぶを指で触ると安心して眠れる子どもたちがいました。
子どもたちの入眠する前のルーティーンは色々あります。
まとめ
寝かしつけの技は実際に子どもたちの様子に合わせてその子用に合わせて変化していくことが上達への一歩となります。もし、なかなか眠れないようであれば保護者の方に入眠する時にどのような寝かしつけをされていますか?睡眠前はどのように過ごして寝ていますか?と聞いてみるのもいいかもしれません。
注意なのが、午睡しなかったからいけないとか、午睡時間が長い方がいいと言うわけでは決してありません。子どもたちによって午睡の必要性は様々です。
子どもたちに合った午睡時間の設定や寝かしつけの方法を見つけていきましょうね(^▽^)/
コメント